koshika

猫好き太めのピアニストの思いつくままに

月極駐車場を借りるのだけど

車がようやく買えて、月極駐車場を借ります。

マンションに一番近くの広い駐車場にして、この辺りでは大きい不動産屋の看板が出ていたので早速電話。空きがあったので不動産屋まで主人が半年分と仲介手数料ひと月分を支払い、完了。

ただその際に言われたという不思議な話。車庫証明の必要書類は地主さんの家に直接自分で行って印鑑を頂く。あれ?仲介じゃないの?「地主さんは近くの方ですか?」

「お教えできません」え、じゃあどうやって印鑑貰うの?自動車屋からの書類を不動産屋で手続きしてから教えるとのこと。

ま、もうお金も払っちゃったし、「わかりました」と帰って来て、私にその件を伝えてくれるも、私もなんじゃそりゃ?でも車が来る嬉しさで、後は車屋さんに急いでもらっているので、週明けには乗れるね!とはしゃいでいました。

木曜日、車屋さんから、書類の受け渡しが出来ると連絡あり。早速翌金曜日に伺う事にして、警察やら、家の所在のわからない地主さんの所に行くためのレンタカーを借りました。

金曜日当日、車屋さん➡不動産屋➡順調に進み、印鑑を頂きに行くため、やっと教えてもらえた地主さんへ電話をかける。

3度かけても出ない。近くのお宅だったので行ってみると雨戸が閉まってるし、玄関のベルを鳴らしてももちろん誰もいない。

警察には4時半までには入らないと間に合わず。月曜日になってしまうと警察まで電車とバスを乗り継いで行かなくてはならず、何のためにレンタカーを借りたのか、急いで準備してくれた車屋さんにも失礼だから遅れたくないし。

書類やら何やらで疲れていたところにまさか今日中に警察に行けないかも!となって、主人は一休みする、とソファに。

時間は刻々と進んでしまう!車に関してすべて主人に任せていたものの、疲れているみたいだから私が連絡してみようと、不動産屋に地主さんが居ない旨を伝えると、こちらからも連絡してみますと言ったものの、やはり繋がりません、と折り返し来る。

はあ?「いやあ留守だったから家には繋がらないでしょう。携帯など、他の連絡方法はないのですか?」

「自宅しかわからないですね」

「え・・では、仮にとか代筆などでそちらで出来ませんか?今日中には警察に行きたいし、契約も月曜日からしているのに変でしょう?」

「こちらでは代わりには出来ません。それは契約の際お伝えしてあります」

「じゃあ地主さんが月曜から貸すことが分かっているのに、当然印鑑を取りに来る事もわかっていて留守にするって変じゃないですか?」

「車庫証明の件はまだ、地主さんには伝えてありませんから」

???

「えっと今日は金曜日で警察は土日休みで、月曜から駐車場は借りていて、お支払いは済んでいて、地主さんと連絡取れない不動産屋のお仕事はなんですかね~。電話連絡だけが仲介するってことですか?」

「そうなんです」

って、私はいつも呆れると、とてもにこやかに話ができるので相手もついそうです、と言ってくれたけど、家に電話するだけなら仲介に入らないでよ。

警察にも相談するも、印鑑がないと無理だね~不動産屋が入っているなら証明できるから仮の書類でもいいと言ってくれるも、不動産屋は頑として首を振らず。

警察も、どこの駐車場?

不動産屋名を伝えて場所を言おうとしたとたん、ああ、○○不動産ね、だって(笑)

マンションの目の前にも新しい月極駐車場があり、さほど距離も変わらない。

ビデオカメラを望遠にして看板の電話番号を調べる。一応聞いてみて!と主人に電話させる。

25%も安く、新しいから多少広い気もするし、個人だから書類は一切やってくれる。

はい、解約に行きましょう。

主人「行きにくいな~」私「私が行くから大丈夫」主人「一緒に行くよ」

とってもにこやかに元気いっぱい「解約します。」

「わかりました」手続きが済み、「車庫証明は出ませんが」相変わらずとんちんかんな不動産屋で、

私「もう解約したからお宅には関係ないですから大丈夫ですよ~」目一杯の笑顔です。

「駐車場はありますか?」

私「はい!わざわざご心配いりませんよ~余計なお世話ですから」またまた目一杯の笑顔です。

完了

全額返済

その足でぎりぎり営業時間内、新たな不動産屋へ行くと、軽いおじさんで、話は弾むし、全ての手続きをさっさとして下さり、月曜日に警察に行くことになったものの、浮いたお金で買い物も出来たし、気分よく済んで、結果、新しい駐車場の方で良かったので、逆に解約しちゃって運が良かったというお話でした。

が、それにしても変なとんちんかんな不動産屋でした。