koshika

猫好き太めのピアニストの思いつくままに

演奏するという事、ピティナステップ

 何度も演奏してきたが、ほぼ完成していない。

何度かは納得したが90%はビックリするほどひどく・・・

伴奏はとても評価高く戴くこともあるのに、ソロになると、趣味で長くピアノは弾いてらしたのですか?と言われるほどひどい。

ソロをとにかく普通に、専門に勉強をして来たレベルで弾きたいと決心してはや6年。

1年目は気持ちよく演奏出来、せっかくこれから勉強を再スタートできると気力も沸いた2年目に企画で振り回され、その影響で3年目は左手が動きにくくなり、ただ、3年目4年目は同窓会演奏会で後輩の方々に助けられ、5年目は甲状腺異常再発でどうにか伴奏だけはさせて頂いたが左手はまだ思う様には動かず、6年目、左手の気持ち悪い感覚は回数も減り、今度こそ!と、舞台を探して辿り着いたのは、生徒をいつも参加させているピティナピアノステップだった。年齢も経歴も考えると勇気がいったが、申し込んだ。

ところがステップ当日義理の母が他界してキャンセルになった。

義母は入院していたし、私の母もその春にひと月緊急入院していたので、練習も気持ちも持って行けてはなかったので、参加しなくて良かったと内心はほっとはしていたのは事実。

 

ただ、ソロを舞台できちんと弾きたいと思いたってから、すでにまる5年が経過していた。

思いたって翌年に挫折させられるような出来事に会い、その後は事あるごとにタイミングが悪くままならなかったのは、ソロに向いていないから止めろと暗示なのかしらとしばしば考えたりもした。

 

ただきちんと弾けないまま止めることはとっても心残りだったので、常にステップの開催日程はチェックしていた。

そして7年目の2017年12月24日、松伏田園ホールエローラ、インペリアルでテンペスト第三楽章のみだが、ようやく初参加した。

2年ぶりのソロで心臓が飛び出るかと思いながら、ただ、参加を決めて練習を始めてひと月半も無い中でここまで仕上げられた自分に驚きながら、そして練習の仕方暗譜の仕方が思いがけず得られた偶然や自分の思いに手ごたえがあった。

本番はまたしてもぽろぽろしてしまったが、何か今後に繋がるものが得られた大きな一日だった。

主人にはいつも通り感謝です。

そして、講評をして頂くことの大きさを実感でき、ステップに感動してしまった。